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『モンスターハンターポータブル 2nd』初心者講座

第12回 雪獅子に負けたから(前編)

金曜(6月15日)のことです。この日は、秋の企画に向けて、長い長い会議がありました。普段、あまりお話ししないようなみなさんと、まるでニュースに出てくる会議室のようなところでみっちりお話しさせていただきました。緊張しましたが、楽しかったです。まぁ、それはともかく。

その会議は予定をやや超過して終了しました。次のスケジュールまで、時間がない……。帰社した僕は電話機の時刻表示を確認しました。この時間なら、下位のクエスト1回は回れるかな。オフライン集会所に入り、まだクリアしていないクエストを探しました。「ブランゴ狩猟作戦」。目的はブランゴ20頭の討伐です。ドドブランゴも出るようですが、自動マーキングを発動させていますから、いざとなったら避ければいいだけの話です。ちょっと時間が心配でしたが、20頭なら……なんとか……。

気持ち、わざと険しい顔を作って編集部に帰り、機嫌悪そうに見せかけてクエストに出かけました。みんなは気づいてないかもしれませんが、いいわけです。さも、仕事で困難なことがあって、その気晴らしに「モンスターハンターポータブル2nd」なんだなと、そう思ってもらうための演出です。たぶん、まったく意味はありません。

そして、意味はないどころか、あろうことか、下位だというのにドドブランゴに敗れてしまいました。しかも、かなりあっさり。確かに油断はしましたし、慢心もありました。太刀の気刃斬りをドドブランゴだけでなくブランゴにも効率よく当てようとして間合いを計ったり、余計なことをしていました。

ぷち。

僕の中で、何かが切れました、弾けました。時間がないことなど忘れて、次のクエストを選びはじめたのです。選んだのは「激闘! 雌火竜リオレイア」。このところ、リオレイア、リオレウスには一人で挑んでも連戦連勝しています。これなら負けることはないでしょうし、罠や爆弾を大量に持って行けば、そんなに時間もかからない……なんてことは、その時は思っていませんでした。とにかく僕は、ドドブランゴに敗れた屈辱を自分の中で晴らすために、何かを倒したかったのです。

最近は、僕もすっかり進歩しました。いや、お恥ずかしい進歩なのですが、アイテムを使うようになったのです。これまでは武器による攻撃だけで敵を倒してきましたが、さすがに下位とはいえ、リオレイアやリオレウス、あるいはイャンガルルガなんて連中はアイテムを使わないと倒せません。というか、アイテムの使い方を自分なりに編み出しました。「アイテムは、怒ってから使う」。これです。これです……ってなぁ < 俺

「MHP 2nd」のモンスターたちは、怒りやすい。明らかにカルシウム不足です。何をそんなにキレてんだよと、たまに言いたくなるほどです。彼らは一定のダメージを受けると、突如として動きが速くなり、同じ攻撃でも、それまでとは違って非常に痛くなります。ただ、逆に言えばこういう状態になると、あと一歩なのです、一般的には(中には怒るのが早いヤツもいますが)。ただ、その一歩が、その一歩が非常に遠い。ヤツらは大暴れに暴れまくっています。うかつに近づくと大変なダメージを受けます。実際、順調にダメージを与えていっても、そこで力尽き、さらに連続で力尽き、報酬が0zになってしまって……ということがよくあります。

これを避けるのがアイテムです。いかに大暴れなヤツでも、シビレ罠にかければストップします。また、後半になると足への攻撃が効いてきて、倒れるヤツもいます。そんな時はすかさず大タル爆弾Gです。これを設置して……なのですが……よくやるんですよね、石ころとかペイントボールを持ってくるのを忘れるんですよ。さらに言えば、置いたことを自分で忘れて爆弾を攻撃してしまってダメージを受けたりorz そういうこともありますが、終盤にアイテムを投入するという作戦で、僕の狩りは、飛躍的に進歩したと、個人的には思いこんでいます。

(後編に続く)

※この文章は2007年6月16日に公開されたものです。
※電撃PlayStation編集長のブログ ゲームの常識は
 こちらです。

【倉西コメント】

自動マーキングを発動

自動マーキングは便利なスキルです。相手がマップのどこにいて、どういう状態で、どっちを向いているかまでわかります。上級ハンターさんたちと回っている時に、何故、みんながクエストに入った途端にそういう情報がわかるのか不思議だったんですが、これが発動していたんですね。このスキルは千里眼+15で発動します。最もお手軽なのはレックスSシリーズをそろえて、千里珠をいくつかプラスすることなのですが……いや、お手軽にレックスSはそろいませんよね。また、便利なスキルではあるのですが、必須か? というと、それもどうかと思います。ペイントボールを当てればモンスターの位置はわかりますから、自動マーキングを発動させるためにスロットを埋めてしまうくらいなら、他のスキルを狙った方がいいでしょう。使いどころは、上位のクエストに行けるようになって、ボス級のモンスターが2体、同時に登場するクエストに出るころ、でしょうか。それであれば、誰か一人でも持っていてくれると便利なスキルです。ティガレックスが2頭、同じエリアに! なんて状況は、できれば避けたいですからね。

太刀の気刃斬りをドドブランゴだけでなくブランゴにも効率よく当てようとして間合いを計ったり、余計なこと

これは決して余計なことではありません。この当時の僕はそう感じたかもしれませんが、今の僕はそう思いません。気刃斬りとは、横殴りになぎ払うようにする太刀の攻撃なのですが、うまくすれば複数の敵を攻撃できます。その効果、特性自体はともかく、そういうことを考えながらプレイするのが「MHP 2nd」では最も重要なことなのです。最初はわからなくてもいいんです。でも、自分が持っている武器、アイテムで何ができるのか? もしかしたら、こんなこともできるんじゃないか? そう思いながらプレイして、どんどん試してみてください。きっと新しくて、そして自分なりのスタイルが確立されるはずです。

「アイテムは、怒ってから使う」

重要です。この後、文中でも説明していますが、モンスターが怒ってからアイテムを繰り出すというのは、上位のクエストに進んでからでも通用するセオリーです。モンスターたちとの戦いは、いわばスキの読みあいに近い部分があるのですが、怒り状態になると、そのスキがなくなるというか見えなくなりますからね。閃光玉やシビレ罠を使って、スキを人為的に作り出すわけです。特に上位になると回復アイテムを飲む時間も危うくなりますから、閃光玉で気絶させている間に回復するということも、重要な方法になります。

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